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410Gallery賞
​受賞アーティスト 個展

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​わんぱく中年とのまる 

エクストリーム”こうさく”作品展

architecture 2.0

2024.10/3(thu)-10/6(sun)

 自称・世界の“こうさくし”と名乗るアート活動家。

子供の頃に経験した図画工作を表現方法に用い、工作とアートが交錯する点を狡猾に考察しながら日夜extremeな“こうさく”活動をしています。身近な物を使用したインスタレーションや、街を斬り撮ったり、大喜利感覚で技法や技術に拘らない作品を制作しています。

【活動履歴】 個展・グループ展 2023年 FLOW(igu_m_art) PHASE(gallery yongou)2024年 architecture(gallery yongou) un do plus(sweets gallery ℃ sesshi) architecture 2.0(410Gallery) アートイベント・企画展 2023年 Independent Tokyo 2023(東京都立産業貿易センター) 2024年 第一回松本国際アート展 un do展 ※最優秀賞受賞(松本市立博物館) BILLIKEN CREATORS OSAKA 4(田村駒(株)大阪本社) 躍動する現代作家展 ※410Gallery賞受賞(福岡アジア美術館) 4 ROOMS ART(シーサイドスタジオCASO) 池袋回遊派美術展2024(自由学園明日館) Chignitters ART CAMP(チグニッタ) Independent Tokyo 2024 ※タグボート特別賞受賞(東京都立産業貿易センタ)2024年現在

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​マスク姿がトレードマークのわんぱく中年とのまる

大人の遊び心に刺さる

独創的快作

わんぱく中年とのまる

 自称

「世界の“こうさくし”」

 

 大人の遊び心を刺激する独創的な作品群は、一度見たら脳裏に焼き付いて離れない。

 例えば「DOGLE SUIT」と名付けられた立体作品。神秘的な存在感と潜在的なエネルギーを感じるのは私だけではないだろう。縄文時代の「遮光器土偶」とアニメ「機動戦士ガンダム」のモビルスーツ (MOBILE SUIT)を合体させたと聞いて、なるほどと納得しつつ、その発想に驚かされた。

 1万5000年近く続いた過去の平和な文明の産物である土偶と、宇宙で暮らす人間が着用することを想定して描かれたモビルスーツを合体させる。そのことにどんな意味があるのかはわからない。しかし、一種のオーラとでも言おうか、不思議な力を感じてしまう。

 そうしたひらめきと遊び心は、アーティスト名にも表れている。「とのまる」というのは、水島新司原作の野球漫画「ドカベン」の登場人物、殿馬一人(とのま・かずと)に由来する。野球選手としては小柄だが、奇想天外な打法で「秘打」を放ち、ピアノの腕が超一流という殿馬への憧れ。それが独創性につながっている。

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過去と未来が合体した存在感を放つ「DOGULE SUIT」

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ハナさむらいとゆかいな仲間たち・the greatest super(最高の晩餐)

 大阪市で生まれ育った。お笑いの街・大阪ではよくあることなのだろうが、幼い頃からお笑いが好きで、芸人になろうと志したこともある。でも、集団の「体育会系のノリ」にはついていけない。それで「アート表現なら、やったらあかんことも少なそう」と、独学で作品を作り始めた。遊び心の原点はそこにありそうだ。

 とは言え、それでは生活できない。写真の現像、眼鏡店、医療機器レンタルの営業など、職を転々としながら生きてきた。転機は2018年。同居していた両親の足腰が弱り、介護が必要になった。それで離職して介護に専念し、同時に創作活動も本格化した。

 すると、イラストが関西の公募展「アートストリーム2018」で入賞を果たす。タイトルは「ハナさむらいとゆかいな仲間たち・the greatest supper(最高の晩餐)」。「武士のちょんまげが花やったら面白いかなという、しょうもない発想」から描き始めたパロディー作品群だが、動物、ギャル、レスラー、歌舞伎役者など表情豊かなキャラクターが飽きさせない。

 これで勢いをつけたいところだったが、20年には新型コロナウイルスのパンデミックが起き、作品発表の場がなくなった。大阪を含む7都府県に緊急事態宣言が発出された翌日の4月8日、誰もいない街を歩いてハッとした。

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​コロナ過の街の情景を切り撮った写真集「PRESENCE」

「建築物がこんなに美しいもんやったとは」

 それから毎日、誰もいない街で写真を撮り続けた。約2年間、スマートフォンで撮りだめたものを写真集「PRESENCE」として23年4月に出版した。人間不在の人間の街で、建造物の純粋な美を写し取ったアートであり、パンデミックの記録としても貴重な一冊だ。

「自分の中で何かが変わった」というこの活動が創作にも影響を与えたのだろう。

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サイコロを積み上げた奇妙なarchitecture

「architecture」

と名付けた作品群の創作に力を入れ始めた。

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「DOGLE SUIT」もそのひとつ。24年、長野県松本市の「第1回松本国際アート展 un do展」(松本市立美術館)で最優秀賞を受賞した。福岡市の「躍動する現代作家展」(福岡アジア美術館)で410ギャラリー賞を受賞したのも「architecture」シリーズ。

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名刺もユニークなアートだ

 410ギャラリーでの個展には、ゲームのキャラをモチーフにした作品や、アクリル板を重ねて光が乱反射するカラフルな作品、サイコロを積み上げた奇妙な構造物など、見る者のインスピレーションを高める仕掛けが施された快作が並んでいた。1975年生まれの49歳。遅咲きの才能は、まだまだ進化し続ける。(ライター・藤堂ラモン)

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​イトウタカシ 個展 

「Bの塔とインスピレーションクリーチャー」

2024.9/13(fri)-9/16(mon)

 子供のころからコトバで自分の想いを伝えるのが苦手でした。コトバに出さない限り他の人は「何も考えていない人」と見なしていたような気がします。それでも、物を作ることで他者や社会とつながることができてきたように感じています。

 声にならなくても、誰しもが心の中にコトバを持っているのだということを考えながら、創作しています。

 受賞歴​:日本クラフト展入選・日本クラフト展、朝日現代クラフト展入選・ART DECORATION 2023 410Galllery賞・Brain Brunn Art Award 2023 大賞・第11回躍動する現代作家展 最優秀賞・カンカク展#1 カンカク賞・Independent Tokyo2023 神谷敬久賞・第12回躍動する現代作家展 特別賞・100人10選出

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Kenji Moroi​

​Solo Exhibition

My prayers

2024.2/22(thu)-2/27(tue)

独特な造形や衣装に身を包み、どこか神聖な空気を纏った人物の塑像彫刻を制作する諸井謙司。作家として10年の節目に制作を振り返り、日々の生活と制作の間に生まれた「祈り」や「願い」を様々な形で表現した作品を展覧する。

諸井謙司

1988年 3月29日に佐賀に生まれる

【主な受賞歴】

日展第40、42、43、44、45、第1、2、3、6、7、8、9、回日展入選、第10回日展特選・日展会友

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なな個展

こころね ~形・色・歌~

2023.12/23(Sat)-12/26(Tue)

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